2016年11月4日金曜日

いきなりすべてが高校生並み

公立中高一貫校は、ジャージ通学でなにかと内申、内申と口うるさい中学が多い地方においては、
高等学校並みの環境を享受できます。

バッグは基本自由
コートも地味なものなら自由
ダサジャージ通学しなくていい(ていうか、運動会以外ジャージ通学は禁止)
カフェテリア(学食)があるところが多い
自販機も利用可
文化部やちょっと変わった部活動を、
中学生から始められるチャンスがある
などなど

一方で何かと強調される生徒の自主性。
行動・判断もいきなり高校生並みが求められることが多いような気がします。

しかし、優秀(?)な子供の自主性や理性に甘えているところがないだろうか?
と困ってしまうのは、アバウトな行事連絡です。

時間・持ち物、タイムスケジュールが大体で、
どこか行き当たりばったりなところ。
歴史が浅い新設校だと、蓄積ノウハウがすくないからなのか それが顕著なような。
今どき小学校がとても連絡が先取りで丁寧なので
きっととまどうご家庭もあるんじゃないでしょうかね?

厳しい試験を通過できたのだから、一歩先の教育を受けてるのだから
それなりの行動できるよね?
という感じなのでしょうかね。

中高一貫校ってのはPTAが高等学校のP連に加入するところからも
ちょっとそれがうかがえます
先生方も中学・高等学校の先生だらけだし。

学ぶという点では少し背伸びできるっていいことなんですよ、
強い自主性と判断力があるにこしたことないものね。
普通の中学校では聞けない、ちょっと進んだ(つっこんだ)話を
してくれる先生も多いようですよ(´▽`)。


いっぽう地元中学のほうが行事連絡は丁寧だったような‥

中一ギャップってよく聞きますよね。

わたしの出身中学はこの対応にとてもとても苦心されているようでした。
むかし小学校から進学すると校則はあるし、
お年を召された女性の教師は口うるさいし
おっさん教師はすぐぶん殴るし
とにかくおっかないところだったのとはうってかわって、一年生の
途中まではどこか小学校の延長のような。
ときどき甥っ子の連絡帳見せてもらうと、先生のコメントが丁寧でね。
とっても先生がフレンドリーな印象でしたね。

一貫と違うのは小学校から異動する先生も多いところでしょう。
児童から生徒になるうえでの戸惑いに対応できる姿勢があるんでしょうかね

今どきの小学校の持ち物・行事連絡は、ずっと前からお便りが来て、
はじめてでもあまり戸惑わないのですが、
地元中学のお便りも、その丁寧さは同様でした。
そういう面での先生方の負担は大きいでしょう(;´・ω・)オツカレサマデス。