2016年10月3日月曜日

ゆるそうに見える校則の落とし穴

一般に校則は明文化されているところが多いと思いますが、
いくつかの中高一貫校では、
制服を着ること、以外、これといったルールを提示せず
明文化された校則を持たないところがあります。
そうそう、チャイムすらならない学校もあるんですよ。

生徒手帳にそのような文言がないどころか
‥そもそも決まった生徒手帳が無かったりね。


一見自主性を重んじているようで良いように思えますが、
実は教師側の独断で、その都度都合よく指導できてしまうという問題点もあります。


例えば‥
女子など背が伸びてスカートが短くなってきたとき、
新しく作り替えたりするわけですが、
あいまいだと「えー、どれくらいだったっけ?」と参照にする文章も無いわけですよ。
例えばひざ下●㎝~●㎝まで、だったりすればわかりやすいんですけれどね。


部活動でトラブルが!というとき
(たいてい誓約書みたいなのを書くわけですが、難しいお取りごろだし
いろいろあるわけですよ。皆さんのお若いころもそうでしょう?)

やめることが絶対いけないのか
一年間たったら、どうしようもない場合はやめてよいのか
どんな場合なら変わってもよいのか‥
それすら、顧問次第ということになってしまいます

(もっとも、この間までランドセル背負ってた、被保護対象の未成年者に誓約書を書かせて意思表示とか、どこかに入らねばならないというルールすら人権を無視してるような気もするのですが‥
部活についてはいまのところ問題を感じないですが、また別に書きたいような気もします)


いくら明文化されてないからといって授業中お菓子を食べたり、
通学に明らかに適さない履物やトンデモ下着の色を教師に大目玉されるようなのは、
単なるおこちゃまの自主性の暴走の結果でしょう。
しかし行動の指針となるものがないというのも、普段は無関係でも、
いざというときやはり困るものです。

わたしたちの頃のようにゴムは黒のみで、先生が授業よりいっつも服装の乱れにピリピリしてたり
リュックが指定だけ、ってのも困りますけどね


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